No.8 障害年金について ・・・続き
皆様こんにちは。
年金制度についての話、いかがでしょうか。
今回は前回に引き続き障害年金のお話です。年金の中で障害年金は手続きが少々面倒な年金です。 詳しく知れば知るほど混乱してしまいますのでイメージをご理解頂きたいと思います。
年金についてこういった話を聞いてみたい・教えて欲しいといったご要望が ありましたら、是非ご連絡下さい。
ご質問いただいた内容については、メールマガジンを通してご回答させて いただきます。
ご質問・ご意見はinfo@node-office.comからどうぞ。
――――――――――◆ 目 次 ◆――――――――――――――――――
◇ 障害年金の請求
◇ 健康保険から補助がでたとき
◇ 労災保険から補助が出たとき
◇ 障害年金と調整されないもの
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------------------◇ 障害年金の請求 ◇-----------------------------
障害年金の請求をするときは「診断書」が必要です。診断書の用紙は 社会保険事務所にあります。
障害厚生年金や障害基礎年金に該当するかどうかは「診断書」の内容で 決まります。診断書の内容を社会保険事務所で見てもたってから請求の 手続きをします。診断書はかかりつけのお医者さんに書いてもらいます。 診断書のほかに「病歴・就労状況申立書」を裁定請求書に添付します。
-----------------◇ 健康保険から補助がでたとき ◇-------------------------
サラリーマンがケガや病気で会社をお休みし給料が出なくなると、健康保険から 「傷病手当金」が支給されます。
障害厚生年金が出ているときは傷病手当金との間で金額が調整されます。 両方、全額は出ません。具体的にはいずれかの多い金額まで保証されます。
-----------------◇ 労災保険から補助が出たとき ◇-------------------------
業務上または通勤途上でケガや病気をすると労災保険から「障害補償年金」が 支払われます。
同時に障害年金も支給されるわけですが、やはり金額が調整されます。 具体的には障害年金は全額支給、労災保険から支払われる障害補償年金は 調整される障害年金の種類で減額される率が決まっています。
労災保険から補助が出る年金には「遺族年金」もあります。
遺族基礎年金や遺族厚生年金と調整しますが、障害と同じように、やはり 労災保険から支払われる年金を減額して調整します。
-----------------◇ 障害年金と調整されないもの ◇-------------------------
老齢厚生年金がもらえる年齢になっても年金は1つ。
でも、もしも厚生年金の中に厚生年金基金のある会社に勤めていたことが あれば、基金の部分は障害年金と一緒に両方もらえます。 会社を辞めると雇用保険から「基本手当(失業保険)」が支払われます。 しかし、基本手当と老齢厚生年金は調整されて両方はもらえません。 具体的には基本手当をもらっている間は老齢厚生年金はストップします。
ハローワークで基本手当をもらう手続きをする前に老齢厚生年金の金額を 確認したほうがいいかもしれません。何せ基本手当てには上限額がありますから。
ところが老齢厚生年金と障害年金のうち、障害年金をもらうほうを選んでいれば 基本手当ても障害年金も調整されずに両方もらえます。
老齢厚生年金をもらえる年齢になっても高額のお給料をもらっていると 年金は調整されます(在職老齢年金といいます)。 しかし、そのとき障害年金をもらっている人は全額もらえます。 (お給料との調整はありません)
そもそも「年をとって若い頃の様に精力的に働けなくなって所得が減った」年金と 「日常生活に支障をきたすのに働くこともままならないから助けましょう」の 年金では、年金を出す目的が違うため所得の調整もまた違ってしまいます。
とはいっても元気に長生きするのがもっともよいとは思いますが。

今回は、ここまでです。
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