No.28 タイムカード打刻忘れ時の取扱い
 みなさん今日は!

 オフィスの前の桜がすっかり葉桜となりました。 でも、まばらにはなりましたが、未だ桜の花びらは残っています。 そんな姿を見ていると、残りの日を一生懸命生きているかのような感じが して、愛おしさを感じます。
 私も段々と歳をとり、人生の残りの日も少なくなってきていますので、 最後まで頑張る桜のこのような姿には、特に惹かれる思いがします。

 最近は、私の知人でも定年を迎える人が多くなりました。 然し、定年とはいっても、まだまだ元気一杯です。 チョッと前までは、定年後の生活を「第二の人生」と云っていました。 しかし昨今は、この表現に違和感を持つ人が増えているようです。
 「団塊世代」に定年後のイメージを尋ねてみると、 「第二の人生」(32・4%)よりも「新たな出発」(45・4%) の方が強いとの調査結果があります。
 「定年」に社会からの引退というイメージはすでになく、新たな活躍の場を求めようとする意識が、この調査からも読み取れます。

 私の知人でも、定年後にアレもやりたいコレもやりたいと思いを膨らませている人が少なくありません。 定年が無く、毎日アクセクしている私からすると、何となく羨ましさも感じますが、 何と云っても、「人生は一度きり」です。 ジタバタしても、繰り返しはできません。 そうであれば、桜のように「最後まで自分に納得できる日々」を過ごして終わりたいものだと願っています。


 前回の「残業禁止命令中の残業について」についての話、如何でしたでしょうか。
 今回は、「タイムカード打刻忘れ時の取扱い」についての話をします。

 皆さんもこのメルマガで、"こういった話を聞いてみたい・教えて欲しい"といった ご要望がありましたら、是非ご連絡下さい。
 ご質問いただいた内容については、メールマガジンを通してご回答させていただきます。
 ご質問・ご意見はinfo@node-office.comからどうぞ。


――――――――――◆ 目 次 ◆――――――――――――――
○ 「タイムカード打刻忘れ時」の取扱い
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 最近は、労働基準監督署が残業時間について厳しい目を向けています。

 ところで、タイムカードへの打刻により「労働時間管理」をしている会社で社員が打刻を忘れた場合の取扱いはどうなるでしょうか?欠勤扱いにできるのでしょうか? 

 その答えは、"労働者が実際に出勤し、働いているという事実がある以上欠勤扱いには出来ない"ということになります。

 然し、服務規律違反として処罰することは可能です。
 タイムカードは、労働者が出勤してきた時に、自発的にするものです。これとは別に、事業主は労働時間の管理、把握義務を負っています。つまり、労働者が打刻を忘れたのだから、何時間労働したかわからない、というのは許されないのです。労働者がタイムカードの打刻を忘れたとしても、事業主は何らかの方法で、労働者の労働時間を管理、把握しなければなりません。従って、実際に働いている事実があるならば、欠勤扱いにはできないのです。

 然し、タイムカードの打刻忘れを何も処罰しないとなると、職場全体が労働時間に対して非常にルーズになってしまい危険です。
 そのうち、タイムカードを他人に打刻してもらう者や、遅刻したのでわざと打刻しない者が必ず現れてきます。

 この様な、ナアナアの職場にならないためにも、就業規則の中の服務規律の項目に、「タイムカードの打刻」をしっかりと明記しておきましょう。 そして、忘れた場合は、服務規律違反として、「始末書」等の提出を求め、常習の場合は減給の制裁する位の強い態度で臨むべきでしょう。

 但し、減給の制裁をする際には、減給額の上限が労働基準法(91条)で定められているということに注意が必要です。


今回は、ここまでです。


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